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【2026年1月21日~1月31日】行政書士時事!国会・失業率・ODA

1月下旬は、通常国会の召集や、前年の経済統計の確定値発表など、試験対策上見逃せないニュースが集中する時期です。

特にこの期間(1月21日~31日)は、労働経済指標(完全失業率・有効求人倍率)の発表や、次期マイナンバーカードの具体的仕様に関する報道がありました。

今回は、直近10日間のニュースを行政書士試験の視点で徹底解説し、記事の後半で一括チェックテストを行います。

1.【憲法・政治】第216回通常国会が召集(1/23)

1月23日、第216回通常国会(常会)が召集されました。会期は6月21日までの150日間です。

ニュースの要点
  • 天皇陛下による開会式:国会の開会式は、天皇の国事行為(憲法7条)として行われます。
  • 政府4演説:召集直後には、内閣総理大臣による「施政方針演説」など4つの演説が行われます。

行政書士試験的・解説

国会の種類と会期は基本論点です。

  • 通常国会(常会):毎年1回、1月中に召集。会期は150日間。延長は1回まで。
  • 主な議題:次年度(2026年度)予算案の審議。

2.【経済】完全失業率と有効求人倍率(1/30)

1月30日、総務省と厚生労働省から、最新の労働統計がそれぞれ発表されました。

ニュースの要点

完全失業率は2.5%前後で推移しており、人手不足感が続いています。試験対策では「誰が」「何を」発表しているかの区別が最重要です。

行政書士試験的・解説

この2つの指標は、担当省庁と定義が異なります。混同しないようにしましょう。

  • 完全失業率:総務省が発表(労働力調査)。働く意思と能力があるのに仕事がない人の割合。
  • 有効求人倍率:厚生労働省が発表(一般職業紹介状況)。ハローワークの求職者1人あたり何件の求人があるかを示す。

3.【情報通信】次期マイナカード、性別表記削除へ(1/26)

デジタル庁は1月26日、2026年中に導入を目指す「次期マイナンバーカード」の券面仕様案を公表しました。

ニュースの要点
  • 券面情報の削減:プライバシー保護の観点から、カード表面の「性別」などの記載を削除し、ICチップ内のみに記録する方向です。
  • フリガナの追加:改正戸籍法に基づき、氏名のフリガナが明記されます。

行政書士試験的・解説

マイナンバー法(番号法)における「特定個人情報」の定義を確認しましょう。

  • 特定個人情報:マイナンバー(個人番号)をその内容に含む個人情報のこと。
  • 罰則:マイナンバー法には、通常の個人情報保護法よりも重い罰則(直罰規定)が設けられています。

4.【国際】日本のODA実績と新指針(1/28)

外務省は1月28日、日本の政府開発援助(ODA)に関する最新の実績と方針を発表しました。

ニュースの要点

「質の高いインフラ輸出」や「人間の安全保障」が引き続きキーワードです。DAC(開発援助委員会)諸国の中での日本の拠出額順位(近年は3位~4位)も問われる可能性があります。

行政書士試験的・解説

ODAの実施機関と種類を整理します。

  • JICA(国際協力機構):技術協力、有償資金協力(円借款)、無償資金協力を一元的に実施する独立行政法人。
  • 二国間援助:日本から相手国へ直接支援する形態。日本のODAの主流。
  • 多国間援助:国連機関や世界銀行などを通じて支援する形態。

5.【社会・行政】特定技能「在留期間」の特例(1/29)

出入国在留管理庁(法務省)は、外国人材受け入れ制度「特定技能」に関し、在留期間更新の運用見直しを発表しました。

ニュースの要点

人手不足が深刻な分野での外国人材定着を図るため、特定技能2号(熟練技能・家族帯同可・在留期限の上限なし)への移行を促進する動きです。

行政書士試験的・解説

行政書士の実務に直結する「入管法」は基礎知識の頻出テーマです。

  • 特定技能1号:通算5年まで。家族帯同は原則不可。
  • 特定技能2号:在留期間の更新に上限なし(事実上の永住への道)。家族帯同が可能。

6. 実戦!時事チェックテスト(全5問)

ここまでのニュース内容が頭に入っているか、一問一答形式で確認しましょう。

Q1:国会の召集
通常国会(常会)の召集は、内閣総理大臣が決定し、衆議院議長および参議院議長がこれを告示することによって行われる。
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解説:国会の召集は、内閣の助言と承認により、天皇が国事行為として行います(憲法7条)。内閣総理大臣や議長ではありません。

Q2:労働経済指標
「完全失業率」および「有効求人倍率」は、いずれも厚生労働省が毎月調査・発表している指標である。
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解説:有効求人倍率は厚生労働省ですが、完全失業率は総務省(統計局)が発表しています。担当省庁の違いは頻出です。

Q3:マイナンバー法
マイナンバー法における「特定個人情報」とは、氏名、住所、生年月日、性別が含まれる個人情報のことであり、マイナンバー(個人番号)そのものが含まれているかどうかは問わない。
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解説:特定個人情報とは、「個人番号(マイナンバー)をその内容に含む個人情報」のことです。マイナンバーが含まれていなければ、単なる個人情報です。

Q4:ODA(政府開発援助)
日本のODA(政府開発援助)の実施機関であるJICA(国際協力機構)は、技術協力のみを担当しており、有償資金協力(円借款)については国際協力銀行(JBIC)が担当している。
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解説:かつては分かれていましたが、現在はJICAが技術協力、有償資金協力、無償資金協力を一元的に実施しています。

Q5:在留資格(特定技能)
在留資格「特定技能1号」は、相当程度の知識または経験を必要とする技能を有する業務に従事する外国人のための資格であり、在留期間の更新回数に制限はなく、家族の帯同も認められている。
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解説:記述の内容は「特定技能2号」の特徴です。特定技能1号は、通算で5年までという上限があり、原則として家族の帯同も認められていません。

まとめ:1月下旬のチェックポイント

1月下旬のニュースからは、以下のキーワードを持ち帰りましょう。

  • 完全失業率は総務省、有効求人倍率は厚労省
  • 通常国会は150日間
  • 特定技能1号は5年上限、2号は無期限

よくある質問(FAQ)

Q1. 施政方針演説とは何ですか?

通常国会の冒頭で、内閣総理大臣がその年の国政全般の方針について述べる演説です。これに対し、臨時国会や特別国会では「所信表明演説」が行われるのが通例です。


Q2. 有効求人倍率が「1.0」を超えるとどういう状態ですか?

求職者1人に対して、求人が1件以上ある状態、つまり「仕事を探している人より、人を探している企業の方が多い(人手不足)」状態を示します。

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