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【第5問|答え・解説】人権の分類

【第5問|答え・解説】人権の分類|憲法○×問題

【第5問|答え・解説】人権の分類

行政書士試験・憲法|○×問題 解説

答え
×(誤り)

社会権は、国家からの自由を内容とする自由権とは性質を異にします。

自由権(精神的自由権・身体の自由・経済的自由など)は、 国家権力による干渉を排除する消極的権利であり、 「国家からの自由」と表現されます。

これに対し社会権は、 国家に対して一定の給付や制度整備を求める積極的権利であり、 「国家による自由」「国家への請求権的性質」を持つと説明されます。

  • 自由権:国家からの自由(干渉排除)
  • 社会権:国家による保障(生存権・教育を受ける権利など)
  • 参政権:国政への参加(選挙権・被選挙権)
  • 受益権:国家作用を受ける地位(裁判を受ける権利など)

よって、社会権を「国家からの自由」とし、 自由権と同一の性質を持つとする本問の記述は誤りです。

▼ 試験対策ポイント

・自由権と社会権の性質の違いは超頻出
・「国家からの自由/国家による保障」の対比で整理すると得点源になる

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